カテゴリ:SSHより

第6回SS lecture講座

期末考査最終日の11月30日午後に、東京大学大学院理科系研究科 附属地殻化学実験施設所准教授の森俊哉先生による「火山ガスをはかる 〜目に見えないものを見えるようにする」が物理実験室で行われました。

講座では、噴火の際に火口から発生する火山ガスを測定する原理について学びました。有毒な火山ガスを正確かつ安全に測定するために、現在は紫外線外分光計による遠隔測定が主となっているとのことでした。

森先生の紫外線外分光計を用いたデモ実験は、見えないものが紫外線によって可視化できたため生徒達は興味深々の様子でした。

協力:新聞部

SS-Lecture

10月5日(金)二学期中間テスト最終日。その日の午後に、露久保美夏先生(東洋大学食環境科学部健康栄養学科)による出前講座「おいしいって何だろう?〜調理のコツ、そこには科学があった!〜」が調理室にて行われました。

調理実験「膨化の科学」で参加者は、重曹を入れた蒸しパンとベキングパウダーを入れた蒸しパンの2種類を作り、見た目・におい・味・食感などの官能評価を行いました。露久保先生は「食べることは五感を一度に使う。感じるということは自分自身にしか味わえない。自分の感じた感性、感想を大切にしてほしい。感じ方に正解なんてないのだから、感性を呼び起こして感じた言葉を大切に」と食と科学を通して感じることの大切さを繰り返し語ってくれました。




協力:新聞部

SS-Lecture

9月15日(土)午後、前女の大会議室にて、群馬大学生体調節研究所の佐藤隆史准教授による出前講座「分子で紐解く男女の違い 性ホルモンの作用とその仕組み」が行われました。

生体研究所では、治療のために必要な生物学的発見の研究をしています。

出前講座の後のインタビューで佐藤先生は「20代前後は人との出会いを大切に。様々なことを見たり聞いたりして視野を広げてほしい。今やりたいと思っていることはこれからの人生で変わるかもしれないが、将来のために何がしたいのか、何のために勉強したいのかしっかりと考えて、楽しんで高校生活を送ってもらいたい」と前女生にエールを送ってくれました。

協力:新聞部

つくばサイエンスツアー

8月10日(金)に、SSHの校外研修の一環である「つくばサイエンスツアー」が実施されました。

参加は希望制。JAXAと高エネルギー加速器研究機構を見学するコース、国際農林水産業研究センターと農研機構を見学するコース、国立環境研究所と地質標本館と物質・材料研究機構を見学するコースの計3コース。

各コースとも生徒達が興味を持って取り組み、深い学びにつながる良い経験になったと思います。
 ② ③ ④

【①②③④「JAXAと高エネルギー加速器研究機構を見学するコース」より、⑤⑥「国際農林水産業研究センターと農研機構を見学するコース」より】

協力:新聞部

セセリ高校来校

7月13日(金)、マレーシアのセセリ高校の生徒20名が来校しました。
お昼の時間に中庭にてウエルカムセレモニーが開かれました。セレモニーでは、歓迎の意を込めて前女校歌を歌いました。
【ウエルカムセレモニーの様子】

セセリ高校は本校のSSHプログラムのシンガポール・マレーシア派遣で受け入れていただいている学校です。

ウエルカムセレモニーの後は、茶道部、書道部などによる日本文化の体験・見学をしてもらいました。体験・見学中は、前女生がBuddyとして留学生と英語でコミュニケーションを取り、交流を深めていました。両校の生徒にとって、とても実のある時間を過ごせたと思います。【詳しくは「SSH」のページへ】


【①茶道体験の前にホストファミリーの前女生達と記念撮影、②書道体験、③前女生によるSSHの発表、④華道体験】

協力:新聞部