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2024年7月の記事一覧

R6 シンガポール・マレーシア研修 6日目

  こんにちは。土屋です。

 このブログも最終回となります。8時10分にホテルを出発し、セインズセプテリ高校へと向かいました。全寮制で13歳から16歳(中学1年〜高校1年)の女子が通う学校です。現地添乗員のリムさん曰く、「セインズセ」とは「理系の学校」を、「プテリ」とは「女子」を意味しているそうです。学校に到着後、バスケットのコートで記念写真を撮りました。その後、会議室のような部屋に通され歓迎セレモニーが行われました。学校代表で廣井先生が流暢な英語でスピーチ。流石です。かっこいい。

 その後、小麦にバナナの皮を混ぜた麺づくりの活動が行われました。セセリ高校の生徒が説明をして活動が行われました。堂々としてジェスチャーを交えたかわいらしいスピーチにとても好感がもてました。最初は緊張ぎみの前女生でしたが、活動をしながらの交流によって緊張感もとれ微笑ましい交流が行われました。他にも、マレーシアの伝統的染色法であるバティックというろうけつ染めを経験しました。

 前女生の研究発表に対してセセリ高校生が質問し前女生が応答するディスカッションも行われました。高校生同士なので、笑いありのくだけたやり取りが行われ、見ていて清々しい感じを受けました。

 交流会の最後に屋外でドリアンも振る舞ってくれました。

 セセリ高校を後にし、セントラルマーケットで買い物をし、クアラルンプール国際空港に向かいます。長かった旅もあと少しで終わりを迎えます。

 私の駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。最後になりますが、この研修は多くの方々のご協力があってのものです。ご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。

 セセリ高校到着後の記念撮影、廣井先生の右隣りの方が副校長先生

 

 バナナの皮入り麺をこれからつくります

 よく捏ねた生地から麺がでてきました。みんなで大喝采!

 化学室で前女生によるプレゼンが行われました

  人生初のバティック体験、色塗り楽しいなあ

 

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R6 シンガポール・マレーシア研修 5日目

 おはようございます。土屋です。

 昨日5日目の報告をします。シンガポール最終日となる7月29日、午前中はスカイグリーンという野菜をつくる施設を見学しました。国土の狭いシンガポールにおいて、施設内で垂直方向に野菜を栽培する都市型農園です。野菜を栽培するのに必要な水は雨水を利用し、その雨水で魚を飼育することでその雨水が肥料にもなるとのことでした。その雨水を太陽光エネルギーより得た電気エネルギーで野菜を植えたプランターまで運ぶ仕組みになっていました。また、野菜を植えたプランターを少しずつ上下方向に動かすことで、野菜が受ける光の量を均一にする工夫がされていました。しかし、課題もあり、ここで栽培される野菜(主に葉野菜だそうです)は、マレーシアや中国からの輸入野菜に比べ値段が高いので、コスト削減のための改良を継続しているということでした。施設の方の英語での説明に対して、積極的に質問を試みる生徒の姿が印象的でした。

  その後、シンガポールのシンボル、マーライオンやマリナーベイ・サンズがあるエイアに行き、写真撮影や買い物を満喫しました。その足でチェンギ国際空港に向かい、1時間30分のフライトでマレーシアに着きました。 

 明日は、今回の研修プログラムの最後となるセセリ高校との交流会となります。

 スカイグリーンにて施設の方の説明を聞いています。後ろが垂直型農園。

 スカイグリーンにて記念撮影

   マーライオン、想像していたものより大きかった

 添乗員の猿谷さん、中山陸先生に雰囲気や話し方が似ていました

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R6 シンガポール・マレーシア研修 4日目

 こんばんは。土屋です。研修も4日目、中日となりました。

 午前中は、ナンヤン工科大学の佐藤裕崇先生より「昆虫サイボーグ」についての講義がありました。具体的には、ゴキブリに赤外線カメラ、AI、GPSを搭載した自立型の昆虫ロボットを世界に先駆けて作成したという話でした。その昆虫ロボットを使って震災時に瓦礫の下敷きになった人を感知し人命を救うことを目的とした研究で、これから5年を目処に実用化させたいというものでした。また、英語を学ぶ意義やいろんなことを学ぶこと(先生は大学院まで化学を学び、その後機会、電子・電気工学を学んだそうです。なので、とりあえず今学びたいことを学んで見てその後違うことを学んでもいいんだということを強調しておられました)でニッチの分野を目指すことの重要性、ワクワクする人生を送ってほしい等の熱い思いを語ってくださいました。

 その後、佐藤研究室の学生さんから大学を案内してもらいました。学生さん達が議論できる場所が多く設けられていたり、モダンで変化に富んだ建物群からシンガポールの教育に多くの資源を投じていることを感じました。

 午後には、佐藤研究室の学生さんから前女生の研究発表に対する質問や助言をいただきました。また、その発表後、佐藤先生から人のためになることを創り出す工学の意義と科学と工学の違い。研究においては大きすぎる問題を設定するのではなく、自分たちの資源で解決できそうな問題を設定することが肝要だということを学びました。是非、今後の科学探究の活動に活かしてほしいと思います。

 佐藤研究室の学生さんによるキャンパス見学

 芸術的な校舎 こんなところで学べる学生さんは幸せだなあ

 佐藤研究室の学生・研究員さんとのランチタイム

 佐藤研究室の学生・研究員さんからプレゼンに対しアドバイスをもらう

 佐藤先生の講演後、積極的に質問する生徒達

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R6 SSHシンガポール・マレーシア研修 3日目


 こんにちは。土屋です。

 世間ではオリンピックの開幕、健大附属の優勝で盛り上がる7月27日、美味しいお粥の朝食に舌鼓を打ちつつ8時15分にホテルを出発。ナンヤン工科大学に着くと、昨日のブースプレゼンテーションにおいて各分野(基礎科学、応用科学、社会科学)で3位に入ったグループのステージプレゼンテーションを見学しました。

 昼食は、ナンヤン工科大学のフードコートのような場所で各自自由にとりました。昼食後は、他の高校生達とのゲームをしながらの交流会が始まりました。工科大学の学生さんが音頭をとり、懐かしの「ハンカチ落とし」のようなゲームで交流を深めていました。

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R6 シンガポール・マレーシア研修 2日目

 こんにちは。土屋です。

 ナンヤン工科大学においてグローバルリンクシンガポール2024が開催されました。8時30分からのオープニングセレモニーからブースプレゼンテーション(英語での発表8分・英語での質疑応答10分)、ポスターセッション(30分間)、バイキング式の夕食の後各校パフォーマンスを披露(前女ダンスを披露、その日1番会場が盛り上がりました)と長丁場の1日となりました。

 3ヶ月という短期間で追加実験を行い、発表スライドを作成し、英語原稿を考え(たくさんの先生方のご協力ありがとうございました)、人前に出てスピーチし質疑応答も行うという多くのミッションを生徒はこなしました。さすが前女生だとそれらの行動に感動しました。生徒にとって貴重な経験になったと思いますし、自信にもつながったと思います。

 追伸、21件もの「いいね」ありがとうございます。

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