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研修4日目 語学学校へ

 研修4日目。ようやくイギリスらしい(?)天候になりました。 ヒヤッと肌寒い、霧のかかった早朝。月曜日の始まりとともに、 語学学校での生活が幕を開けました。登校すると、まずはStud io Cambridgeのカフェテリアに通されました。 この月曜日から授業を始める他国の生徒とともに、 オリエンテーションを受けます。アコモデーション( ホームステイ関係)の担当者、教務担当者など、 日々の生活や授業に関わるスタッフの皆さんを紹介いただき、 学校のルールや注意点を教わりました。ここまでは順調(?) です。その後、先生に名前を呼ばれ、該当クラスに移動。さぁ、 授業のスタートです。私たちは4つのクラスに分かれました。 1クラス8~14名に割り振られ、 それぞれ内容の違う授業を受けます。相変わらず「 先生の話すスピードが速くてついていけない…」と嘆く姿も。 しかし「もっとゆっくり話してください」とは言えません。( 引率の先生も添乗員も、この点においては手助けできません) 今週は、イタリア、スペイン、ロシア、サウジアラビア、中国、 日本の生徒が授業を受けています。 クラスの中には前女生のみで構成されているクラスもありますが、 この状況は既に事前オリエンテーションで予習済みですね。 クラスの中でどんな発言をするか、どんな行動を取っていくか。 自分の力量が試されます。

  授業の間の休み時間は30分。所在なさげに、 何となくカフェテリアに集まってきた一同。 数人で固まって様子を伺います。と思ったら、 食事を注文してパンやピザを食べ始める姿も!(はい、 ここはカフェテリアです)「お腹空いちゃったんですよね~」 ともぐもぐする友人を横目に、獲物(?) を狙うハンターの目つきで周囲を見回す集団もいます。 どの子に話しかけようか?どんなことを言えばいいんだろうか…、 そんな心の声が聞こえてくるようです。「 話しかける雰囲気じゃないよ~」 と嘆く声が実際に聞こえてきました。そうですね。 ここに集まってきた他国の生徒は、 友人を作りたいと思っているのではないのです。 純粋に英語を学びにきています。 それぞれの国同士で固まって会話をする中に分け入っていくのは度 胸と根性が必要。話しかけられない雰囲気を打ち破るのは、 誰でもない自分自身なのです。ランチタイムの頃には、 その壁を打ち破って、 他国の生徒とワイワイ話をしている勇者の姿も現れてきました。 女子同士で連絡先を交換したり、 イタリア人の男子数人とポケモンの話に花が咲いたり。 初日とは思えない行動力を発揮している、たくましい勇者たち! まだ数名ではありますが、確実に一歩を踏み出しています。

  ランチを済ませた後、 私たちは午後のアクティビティ会場に移動しました。 昨日訪れたキングスカレッジの近くにあるSelwyn Collegeでケンブリッジ大学生(メンター) とのセッションを行います。 出迎えてくれたのは7名の学生の方々。専攻も様々です。AI、 脳科学や脳神経、地震学等々。 メンターとお互いの自己紹介をした後、 スライドを用いて大学の説明を受けます。 そしてメンターが専攻している学問について、 身近な話題を交えながら、 時に質問をされながらディスカッションは進みます。 前のめりになって(必死に)話についていく一同。 セッション終了後の第一声は「疲れた~!!」でした。 専門用語が飛び交うメンターの話は、 ホストファミリーや語学学校の先生方が話す英語とは異なります。 疲れているのは集中して聞き取ろうとした努力の証です。

  盛りだくさんの月曜日はこうして放課後となりました。そう! まだ月曜日なのです。早々に一歩を踏み出せた勇者もいれば、 自分自身と葛藤して殻を破れない者もいますが、 己が掲げた目標を達成しようと奮闘する40名の挑戦はこれからで す。以上、4日目のご報告です。

 

まずはオリエンテーション(この時はまだ余裕)

休み時間の作戦会議

女子会発動中

イタリアのメンズにもポケモンは大人気!

ケンブリッジ大学メンターの方々

まずは自己紹介から(和やかです)

地震の発生と土壌の変化(専門用語のオンパレード)

感情を司る脳の部位(専門…以下同文 む、難しい!)

感情を司る脳の部位(専門…以下同文 む、難しい!)