ブログ

研修6日目 語学学校→コーパス・クリスティ・カレッジ

 研修6日目。迷うことなく語学学校に登校してくる前女生。 もうすっかり地元の高校生のようです。時を同じくして、20名ほどの団体が学校に到着しました。ヨーロッパ系の少年少女たちが、 少し緊張した面持ちで学校へ吸い込まれていきます。 今日から授業に加わるイタリアのグループでした。( 今年はイタリア人とご縁があります)休み時間とランチタイムは「 待ってました!」とばかりに、どんどん話しかけに行きます。 この頃になると、自分から声をかけるのを躊躇しません。内心は、 まだドッキドキです。しかし、恥ずかしさとかプライドとか、そんなものはケム川に捨ててきました。自分自身と交わした約束、掲げた目標を胸に、全力で取り組んでいます。 そしてみんな笑顔です。最初は話しかけることもやっとでしたが、 今では会話を楽しむ余裕も出てきました。相手を知り、 自分を知ってもらう。そこから「また会いたい」と思い思われ、 友人関係が築かれるのです。日本から遠く離れたこの地で、 ヨーロッパとアジアの若者の間に絆が生まれ始めました。

 午後はワークショップ。とうとう最終日となりました。 昨日作成したストーリーをブラッシュアップしていきます。 課題を見つけ、解決策を探り、 市場へ出すために必要な投資を募る。これが今回の最終課題、 プレゼンテーションです。 自分たちで考えたアイディアを聴衆に伝えると同時に、 他のグループの発表を聞き、投資先を考えます。 効果的なプレゼン術をケンブリッジの学生から教えてもらうなんて 、どれだけ貴重な機会か。一昨日、自己紹介をされた時には、 こんなにリラックスして話ができる間柄になるなんて想像もつきませんでした。真面目に、でもちょっとユーモアを交えて、 投資者の心を動かすプレゼンに仕上げます。 ドローンを使って医薬品を届ける、課題に立ち向かうピカチュー、 動物の声を聞く装置、肥満を抑制する遺伝子など。 考えの基礎となっているのは、 メンターからヒントを得た科学技術。 そして社会を変えるアイディアです。 最終的には資金を集めなければなりませんので、「 投資をお願いしまーす!」 と茶目っ気たっぷりにプレゼンは終了となりました。 メンターとの別れを惜しみ、連絡先を交換し、 写真を何枚も撮ったのは想像に難くないでしょう。以上、 6日目のご報告とさせていただきます。

 

プレゼンは笑顔も大事!

 

ピカチューの物語(友情出演サトシ)

 

動物の気持ちを理解できる装置を発明!

 

やけに横長のオラフ(この後スリムになります)

 

さぁ、投資先を決めよう!

 

結構真面目に投票しています

 

実現性や実用性も加味してポイントを入れます

 

メンターからのフィードバック