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7日目 語学学校→クレイトンホテルケンブリッジ

 研修7日目。今日も朝から良い天気です。 イギリスらしく時折雨は降るものの、 基本的には穏やかで暖かな日が続いています。 登校前の早朝と放課後の夕方に少しまとまった雨が降る程度で、 私たちの活動にはほとんど影響がありません。強力な晴れ女(?) が雨雲をブロックしているのかも、 と思うほど天候に恵まれています。

 語学学校で授業を受けている最中、 イタリアの生徒を引率している先生から声をかけられました。「今日のスケジュールはどうなっているの?」 最初はなぜ話しかけられているのか分からず、 質問の意図を探っていましたが、 どうやら一緒に活動できる時間を持てないか?という相談でした。 前女生が積極的に交流を持とうと日々努力をしていたことを、 イタリアグループの先生は嬉しく思ってくださっていたようです。 「せっかくこんなに仲良くなれたのだから、 放課後一緒に活動できたら素敵だと思わない?」 と誘ってくださいました。なんて素晴らしいオファー!! 実は数日前には、中国グループの先生からも「 あなたたち日本人の生徒はAmazingね!! うちの生徒と仲良くしてくれてありがとう!」 とお礼の言葉をいただいていました。 生徒の数が多い大型グループとなると、 自国の生徒だけで固まってしまい、 英語を話すのは授業だけになってしまいがちです。 そんな雰囲気を打破したのが、我らが前女生! 自分たちが稀有な存在であることを自覚しているのかな? 残念ながらスケジュールの都合が合わず、 イタリアグループと授業外で活動することは叶いませんでしたが、 彼女たちの努力が実を結んだ嬉しい出来事でした。

 本日の午後は、語学学校近くのホテルで特別ゲストをお招きしてAfternoon teaをいただきました。最近日本でも「ヌン活」と呼ばれ、 ホテルやレストランで趣向を凝らしたAfternoon teaをいただくことができるようになりました。本場イギリスで Afternoon teaを体験できる貴重な機会。 ホテルに着いて会場に移動するわずかな間にも、 あちこちで歓声が飛び交います。 本日の特別ゲストは在英歴数十年というTivers ゆみこさんです。到着を笑顔で迎えてくださいました。 そして私たちの目の前に続々と運ばれてくるスイーツやサンドウィッチ。白磁に青の装飾が施されたティーセットの横に、 鳥かごのような入れ物(?)が置かれます。素敵な雰囲気を前に、 少し背筋が伸びた淑女たちへ、 ホテルのシェフがご挨拶に来てくださいました。「 堅苦しいことは抜きにして、今日は楽しんでいってください。」 の一言で、会場はリラックスした雰囲気に包まれます。After noon tea の歴史から教えてくださったTiversさん。諸説あるAfternoon teaの起源、「紅茶が先か牛乳が先か」「 スコーンに乗せるのはジャムが先かクリームが先か」など、 イギリス人が大切にする文化の一端を知ることができました。 さて、お待ちかねのTea time♪ 目の前には、可愛らしく盛り付けられたスイーツ、 スコーン、サンドウィッチを、紅茶とともにいただきます。 ついさっき昼食を食べた後ですが、 別腹を発動して楽しむことができました。Tiversさんは、 他にも都会であるロンドンと田舎で異なる価値観、 ダイバーシティがロンドンに及ぼす影響、移民問題やEUからの独 立など時事問題についても教えてくださいました。 チャーミングで博識なTiversさんは、 土曜日のロンドン訪問でガイドをしてくださいます。「 またお会いしましょう」とご挨拶をして、淑女たちのTea Partyは幕を閉じました。以上、 7日目のご報告とさせていただきます。

 

イタリアBoys & Girls

 

陽気なシェフ(右)とシャイなシェフ(左)

 

サンドウィッチの歴史も学びました

 

鳥かごタワーに入ったスイーツ

 

どれも美味しくて困っちゃう!